tera-sanのブログ

人に伝わりにくい多発性硬化症患者の想いや苦労

自分は4歳の時に急性熱性皮膚粘膜リンパ腺症候群(川崎病)になりました。この病気が多発性硬化症のトリガーとなったのではないかと言われています。医師からはあとは本人の生命力と言われたそうです。その後、中学生の時に全身脱力で入院しましたが原因不明のままで回復しました。
20代後半で左半身の麻痺と視野欠損で入退院を繰り返し。多発性硬化症の診断を受け現在に至ります。

毎日のように報道される幼児虐待について思うこと


毎日のように報道される保育所の幼児虐待について思うことを書いてみたいと思います。
同じ福祉をしていた人間として書きたいと思います。
まずは幼児虐待は絶対にあってはならないことは言うまでもないことです。人間が生まれて成長していく過程の中で大切なことは親の愛情と生活環境だと思います。今回は保育所での
幼児虐待というあってはならないことが起こりましたが、虐待が平然と行える職場環境であったことが問題であり、虐待をしていた保育士三名には勿論問題があります。なぜに保育士になったのか疑問です。前の仕事柄、保育士にも知り合いはたくさんいますが、みんな子供が好きで自分の仕事に誇りをもっていました。そんな保育士達にも悪影響を与えかねない今回の行動ですが、こんなことが平然と行える職場環境にあったことが問題です。そもそも現場の管理や全体の運営を円滑に行えるようにするのが管理者(この場合は園長)でありそのために給料をもらっているのですから、園長の責任も重大です。もし毅然とした対応が出来て
いたらこのようなことが起こりえません。またこのようなことが起こらないようにするための職員研修も大切なことだと思います。勉強して資格をとっているから大丈夫という時代ではなくなつてきていると思います。ちゃんとした考え方で子供たちと接する保育士の方が大半を占めていると思いますが、中には微妙な職員もいます。そのために当たり前のことですが保育園全体の保育方針を明確にして、同じ方向をみて進んでいくことが大切です。また残念なことにこの問題の保育所ではおかしいことをおかしいと言えない環境だったのではないかと思います。保育園長が一人一人の保育士と人間関係を作っておけばこんなことにはなっていないと思います。他の保育士が保育園長に伝えてなかったわけはないと思いたいですが。あと考えられるのは保育士の数の配置基準の問題で、保育士不足の折、辞められたら困るという保育園長の考えもあったのではないかと思います。
偉そうなことを語りましたが。看護や保育や介護の管理者と話す機会が今までに多かったので、どの福祉業界でも人材不足と人手不足の両方が絶えずあり、人材育成も大変なことは
事実です。