tera-sanのブログ

人に伝わりにくい多発性硬化症患者の想いや苦労

自分は4歳の時に急性熱性皮膚粘膜リンパ腺症候群(川崎病)になりました。この病気が多発性硬化症のトリガーとなったのではないかと言われています。医師からはあとは本人の生命力と言われたそうです。その後、中学生の時に全身脱力で入院しましたが原因不明のままで回復しました。
20代後半で左半身の麻痺と視野欠損で入退院を繰り返し。多発性硬化症の診断を受け現在に至ります。

多発性硬化症の進行種類について

経過による分類


◉clinically isolated syndrome(CIS)
最初に症状が出た段階を「CIS(しーあいえす)」といいます。今後MSになる確率が高い状態です。


再発寛解型MS(RRMS)
再発と寛解が現れる時期のMSを「再発寛解型MS」と呼びます。MS患者さんの多くがこの状態です。再発の頻度は個々人で違います。症状の重さや回復具合も再発ごとに異なります。


◉二次性進行型MS(SPMS)
再発寛解期ののち、徐々に症状が悪化して日常生活が不自由になっているMSを「二次性進行型MS」と呼びます。RRMSからSPMSへの移行は、ある時ガラッと変わるのではなく、その変化はご本人にも主治医にも分からないほどゆっくりです。


◉一次性進行型MS(PPMS)
発症した時から症状が継続的に悪化しているタイプを「一次性進行型MS(PPMS)」といいます。日本人ではMS全体の数パーセント程度だといわれています。


再発寛解型の多発性硬化症に関しては。現在予防薬もかなりありますので、主治医の方と相談して予防をお勧めします。