多発性硬化症の進行種類について
経過による分類
◉clinically isolated syndrome(CIS)
最初に症状が出た段階を「CIS(しーあいえす)」といいます。今後MSになる確率が高い状態です。
◉再発寛解型MS(RRMS)
再発と寛解が現れる時期のMSを「再発寛解型MS」と呼びます。MS患者さんの多くがこの状態です。再発の頻度は個々人で違います。症状の重さや回復具合も再発ごとに異なります。
◉二次性進行型MS(SPMS)
再発寛解期ののち、徐々に症状が悪化して日常生活が不自由になっているMSを「二次性進行型MS」と呼びます。RRMSからSPMSへの移行は、ある時ガラッと変わるのではなく、その変化はご本人にも主治医にも分からないほどゆっくりです。
◉一次性進行型MS(PPMS)
発症した時から症状が継続的に悪化しているタイプを「一次性進行型MS(PPMS)」といいます。日本人ではMS全体の数パーセント程度だといわれています。
再発寛解型の多発性硬化症に関しては。現在予防薬もかなりありますので、主治医の方と相談して予防をお勧めします。
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