tera-sanのブログ

人に伝わりにくい多発性硬化症患者の想いや苦労

自分は4歳の時に急性熱性皮膚粘膜リンパ腺症候群(川崎病)になりました。この病気が多発性硬化症のトリガーとなったのではないかと言われています。医師からはあとは本人の生命力と言われたそうです。その後、中学生の時に全身脱力で入院しましたが原因不明のままで回復しました。
20代後半で左半身の麻痺と視野欠損で入退院を繰り返し。多発性硬化症の診断を受け現在に至ります。

多発性硬化症の治療薬について

多発性硬化症治療薬一覧


MSの多くは、再発と寛解を繰り返した後に徐々に症状が進行していきます。再発の回数を減らし、進行期に入らないようにすることが必要で、この目的で使われるのが再発予防・進行抑制の薬です。これらの薬を「疾患修飾薬(disease-modifying drug; DMD)」といいます。
DMDは再発回数を減らし、MRIの病巣が増えないようにします。DMDを使うことで残される障害が減り、進行期に入るのを遅らせることが期待できます。


日本では2022年4月現在、8種類のDMDが承認されています(承認順)。


ベタフェロン®(インターフェロン・ベータ1b)  皮下注射・2日に1回 


アボネックス®(インターフェロン・ベータ1a)  筋肉注射・1週間に1回 


イムセラ®、ジレニア®(フィンゴリモド塩酸塩)  飲み薬・1日1回 


タイサブリ®(ナタリズマブ)          点滴・添付文書上は4週に1回 


コパキソン®(グラチラマー酢酸塩)       皮下注射・1日に1回 


テクフィデラ®(フマル酸ジメチル)       飲み薬・1日2回 


メーゼント®(シポニモドフマル酸)       飲み薬・1日1回 


ケシンプタ®(オファツムマブ)         皮下注射・4週に1回