tera-sanのブログ

人に伝わりにくい多発性硬化症患者の想いや苦労

自分は4歳の時に急性熱性皮膚粘膜リンパ腺症候群(川崎病)になりました。この病気が多発性硬化症のトリガーとなったのではないかと言われています。医師からはあとは本人の生命力と言われたそうです。その後、中学生の時に全身脱力で入院しましたが原因不明のままで回復しました。
20代後半で左半身の麻痺と視野欠損で入退院を繰り返し。多発性硬化症の診断を受け現在に至ります。

昨夕、大学病院の病棟医から電話があり入院予定が決まる。

3年間にわたり治験に参加してきた治療法が、やっと保険適応として認められ、7/7から入院が決まりました。「経頭蓋直流電気刺激法(tDCS)」は、頭蓋骨の上から極めて微弱な直流電気を流して脳を刺激する方法で、ヒトではうつ症状の改善、運動機能障害のリハビリテーション、記憶力の向上などへの効果が知られています。このtDCSの治療とリハビリを合わせて実施することにより、パーキンソン病や高次脳機能障害、神経系の病気、うつ病に効果があるようです。どのくらい効果があるかは個人差もあるようなので、経過は後日報告したいと思います。